水のいらないシャンプー スピックがボランティア
Posted on | 3月 29, 2011 | No Comments
株式会社スピックは、2011年3月27日から3日間にわたり、東日本大震災で被災した宮城県を訪れ、「水のいらないシャンプー」を提供するボランティアを展開。3月29日は茨城県の潮来市、北茨城市の避難所を廻ることにしている。
株式会社スピックでは、阪神淡路大震災や新潟中越地震、中国四川省大地震など、過去の震災で美容師が直接現地に赴き、今回と同様「水のいらないシャンプー」を提供するボランティアを行ってきた。
<以下、株式会社スピック芝田 崇行社長の投稿です(写真も)>
私たちは、阪神淡路大震災や新潟中越地震、中国四川省大地震など、過去の震災で美容師が直接現地に赴き「水のいらないシャンプー」を提供するボランティアを行っていました。
今回の災害についても、派遣を決定し東京、愛知、長野等のサロンのスタッフが集まりボランティア活動を行って参りました。
27日に鎌倉を出発。28日の早朝より宮城県仙台市に入り、避難所を3カ所廻りました。
活動の呼びかけに仙台や山形の理美容師の方も協力頂き、現地で合流し一緒に活動を行いました。
東松島市の鳴瀬第一中学校では、避難所も足が凍るほど寒く大変な避難所生活を伺わせました。
腕に怪我をされていたり、車いすの方、目の不自由な方など、被災以来のシャンプーに大喜びされました。
また、赤ちゃんのいるお母さんは、子供をシャンプーしたいと真剣に方法を聞いていました。
震災発生から、水で顔も洗えない状況の中で、本当に多くの喜びの声をもらいました。
多賀城市に移り、天真小学校へ。ここには約1,100人の方が避難され、学校内と体育館に分かれて活動を行いました。
体育館では車椅子の方も多く、目の不自由な方などの身体の不自由な方も多くいらっしゃいます。
ここでも赤ちゃん連れのお母さんはお母さんも子供もスッキリした顔になりました。
避難してきたときに海水をかぶったままの方もいらっしゃり、ストレスの多い過酷な避難所の生活が想像できます。
次は、多賀城中学校に移動なのですが途中、仙台港の悲惨な状況が目に入ってきます。
多賀城中学校での活動を開始するとすぐに行列ができ、やってもらいたい人であふれています。
本当に多くの人が求めていた支援をする事ができた事に喜びを感じました。
本日29日は茨城県潮来市、北茨城市の避難所を廻っています。
株式会社スピックでは、今回の震災を受け、水のいらないシャンプーを被災地に物資提供と共に、ボランティア活動を行う理美容師の方々へ支援を行っております。今回の被災地訪問により、今後継続的に被災者の方々を支援し続けていく計画です。
株式会社スピック 芝田 崇行
タグ: 東日本大地震