理美容ニュース

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求められる「発想の転換」

Posted on | 8月 9, 2014 | No Comments

小山秀男の日々雑感
前回、前々回と2回にわたり、美容店の大廃業時代がすぐ目の前に迫っていると警告した。
それは大規模な企業サロン、中規模・小規模零細サロンなどサロンの規模を問わず、美容業界全体の問題である。

これまで通りの営業を続けていたのではジリ貧、そして廃業は免れない。必要なのは発想の転換である。言い古された言葉だが、「ピンチをチャンスにする」ことが必要だ。それには発想の転換を図ることだ。

いま多くの美容店はカット&ブロー中心の営業をしている。これを見直すことだ。
カット&ブローのメニューは、理容のメニューに通じる。理容店の売上の9割を占める「総合調髪」から顔剃りを除いたのが美容店のカット&ブローだ。いまの美容業は、理容業化している、といえる。その結果は、いまの理容業を見れば分かる。業界全体が衰退する。

発想を転換するには、いくつかのアプローチがある。工業化された産業なら技術革新が重要な要素になるのだが、手仕事でしかも十人十色のヒト相手の美容業では技術革新は難しい。逆に言うと、相手が十人十色のヒトというのが、この業の特長であり魅力でもある。

技術革新が難しい美容業界では、一つのアプローチとして業の基本に立ち返ることが有力だ。以前にも述べた古い技術を見直す、レトロイノベーションだ。例として、ピンパーマやアップスタイルの結上げなどの再評価を提言した。
ここに来て景気回復の影響もあって、水商売系の女性からの需要は高まっているし、もともとご年配の女性には根強い人気がある。
以前の私の提言を聞いて技術を習得された美容師さんのお店は、きっと繁盛しているはずだ。
しかし、これらの技術は一朝一夕には習得できる、簡単なものではない。

では、どうすれば廃業せずに生き残れるか?

政府は女性の活用を進めようとしているが、就労可能な女性は約1000万人いるという。これは美容業にとって朗報といえる。
また、高齢化社会に突入した日本では、ご年配の方をターゲットにした技術の需要は間違いなく増える。また、いま肌に何らかの悩みを抱えている女性は急増している。女性の三分の一は肌トラブルがあり、8割の方は悩みがあるというデータもある。

これら女性の悩みを解決してさしあげることも、生き残りにつながる。これも以前から言っていることだが、「悩み解消サロン」への変身である。

いま雑誌やテレビで「免疫」が話題になっている。免疫力を高めることによって、病気の回復・予防、抵抗力を強めることができる。免疫はそれだけではない。皮膚の健康を保ち、またトラブル肌を改善することもできる。その免疫力を高める効果のあるペプチドがあり、多くの女性の肌を改善している実績がある。簡単なカウンセリング力は必要だが、これならピンパーマやアップスタイルのような技術と違い、短期間で習得できる。
すでに「悩み解消サロン」として、お客様に喜ばれ、かつ増収に結びつけている美容店もある。

美容師さんはその仕事柄、技術を重要視している人が多い。技術はもちろん大事だが、技術だけだけでは「大廃業時代」を生き残るのは難しい。知識にも目を向けるべきである。技術から知識への発想の転換がいま求められている。

「ピンチをチャンスに」、それは発想を転換することである。

【小山秀男氏のホームページ】
http://www.koyama-lab.com/

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タグ: 小山秀男の日々雑感

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