理容のエステティック技術などモデル事業に
Posted on | 2月 2, 2012 | No Comments
厚生労働省の平成24年度補助金助成事業
厚生労働省は2012年1月26日、第6回生活衛生関係営業対策事業費補助金審査・評価会を開き、平成23年度補助金助成事業の中間評価を行うとともに、平成24年度の先進的モデル事業(特別課題)について検討した。
中間評価は非公開。
先進的モデル事業(特別課題)については、業種別の個別課題として16事業、共通課題として9事業が提案された。内新規は12事業だった。
理美容関係では、
1)一人の理容師・美容師が営業しているお店への管理理容師・管理美容師の設置促進
(理容美容共通)
2)安全かつ衛生的なエステティック技術の開発・普及(理容業、新規)
3)新しい消費者ニーズに対応したパーマネント・ウェーブ用剤・染毛剤等の新商品の安全・安心を確保するための技術の普及(美容業)
の3事業。
共通課題の新規分として
20)組合の組織強化(加入促進)に資する事業
21)標準営業約款制度の普及・促進
22)災害対応能力の維持向上に資する事業
などが盛り込まれた。
理容業の先進的なモデル事業として提案された
安全かつ衛生的なエステティック技術の開発・普及は
常に健康で美しくありたいという消費者の願望に対し、理容ならではのシェービングや肌のケアにリラクゼーションを加えた本格的なエステティックを安全かつ衛生的な提供を通じて理容業の魅力をアピールするため、衛生知識、エステティック技術、店づくりなど顧客満足度を高める手法を開発・普及することを目的に
○安全かつ衛生的なエステティック技術の開発・普及
・消費者の理容業に対する意識、ニーズ調査
・パンフレットの作成
・ホームページ、業界紙などでの広報
・消費者に対する情報提供 等
○理容店等営業者を対象としたエステティック技術等講習会の実施
・安全かつ衛生的なエステティック技術
・皮膚科学
・顧客満足度を高める店づくり 等
の事業を行うとした。
その結果の評価の対象として
①理容店の経営の安定化
②理容師の技術の向上
・消費者の認知度の引き上げ(○%を目指す)
・エステティックメニュー導入店の増加 ○件 → ○件
を想定している。
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