村橋哲矢氏が外国人美容師監理実施機関理事長に就任
Posted on | 6月 1, 2023 | No Comments
外国人美容師監理実施機関は2023年5月31日、東京・代々木の美容会館で、定時社員総会ならびに定時理事会を開催し、金内光信理事長(東京都美容組合理事長)の理事長退任をうけて理事長選任を行なった結果、村橋哲矢理事(同専務理事)が満場一致で新理事長に就任した。
金内理事長は会長に就任し、引き続き外国人美容師育成事業を推進する。
また、総会上程議案の和4年度事業報告、令和5年度事業計画などは承認された。
国家戦略特区事業として昨年8月、東京都より認可された同機関は、育成機関(受け入れサロン)の募集を開始。申請に基づき要件確認を行い、期末時点で12サロンが登録を済ませている。
今年4月3日付けで外国人美容師3名に特定美容活動という在留資格が承認され、日本で初めて都内美容室に就労した。新年度にはいり、すでに入管庁に在留資格の変更申請を行っている外国人美容師4名がいる。さらに来年3月卒業予定の学生と育成機関のマッチングが始まっている。育成機関を希望するサロンの増加も見込まれている。
なお、国家戦略特区で認められた特定美容活動は、通訳や経営などの職業で取れる(特定活動=技術・文化・国際業務)在留資格とは別個のもので、外国人美容師は、外国人美容師監理実施機関に登録した育成機関のサロンに限り就労ができる。
外国人美容師は、5年間の就労期間で技能や接客などを身につけ、優れた日本の美容技術・文化を世界に広めていくといったクールジャパンの実現に大きく貢献することが期待されている。
タグ: 外国人美容師, 外国人美容師監理実施機関, 村橋哲矢