今後も減少が見込まれるパーマネント
Posted on | 4月 10, 2017 | No Comments
NBBAサロンユーザー調査2016年
パーマネントをしている女性は23.5%で、年々減少している。また、今後について「してみたい」と「し続けたい」を合わせた利用意向のある女性は36.9%で、こちらも減少していることから、パーマネントは、今後も減少することが見込まれる。NBBA(全国理美容製造者協会)サロンユーザー調査2016年による。
「パーマネントをしている」の23.5%は、2005の調査開始以来、最低。パーネントの需要が年々減少していることは用剤の出荷額などからも裏付けられている。
各年代とも減少しているが、とくに60代は2006年に43.4%がパーマネントをしていたが、2016年は21.2%にまで減っている。年代別では10代が一番多くかけていて26.0%だった。
また、いままでパーマネントをかけたことがない女性は28.9%で調査開始以来最多。こちらは増加傾向にある。
今後のパーマネント利用意向は、2011年46.1%あったが、徐々に減り36.9%になった。年代別では、10代の利用意向が強く60.3%で最多だった。年代を上がるほど利用意向は減り、60代は23.4だった。
高齢者層のパーマネント離れが進む反面、10代の若い層ではパーマネントに対する興味が高いのがわかった。
パーマネントを利用したいと思わない理由(複数回答)は、「髪が傷む、傷みそうだから」が52.8%で最多。以下、「お金がかかるので」23.1%、「手入れが大変になるので」22.8%がベスト3だった。
【調査概要】
調査方法:インターネット
調査エリア:全国
調査対象
①15歳から69歳までの女性5300人(年齢階層別ウエイト集計)
②最近1年間で美容店を利用した人
③調査会社関連モニター会員
調査時期 2016年10月7日~10月13日
調査機関 東京サーベイ・リサーチ
タグ: サロンユーザー調査, パーマネント