美容室の内装材は床から検討
Posted on | 6月 6, 2012 | No Comments
5.美容室店舗内装材選びの基礎知識(全4回)その1
この章では、美容室店舗の内装材選びの基礎知識として、6つの項目を、全4回にわたってお伝えします。
内装材選びの大まかな方向性は、ヒアリングをもとにデザイン設計事務所が行ってくれます。そのなかで「色」や「素材」など細かな決定は、カタログやサンプルをみて、あなたが決めるも多いでしょう。
トータルで居心地のよい空間をつくるために、色や、素材のコーディネートがポイントになりますので、参考にしてください。
5-1 内装材は床から検討
床材は、張替えやなどリフォームがしにくいうえに、工事面積も大きく、コストもかさむ場所です。飽きのこない色や素材を選び、次に壁面や、天井、他、インテリアの木の色をあわせてゆくといいでしょう。
床材を選ぶポイントは3つあります。
1つめは、質感や色などのインテリア性。
2つめは、耐久性。
3つめは、メンテナンス性。
床材の色は、明るい色にすると面積が広く見えます。
耐久性として、床の摩耗や、ハイヒールのかかとの跡が残るかどうか、材質を選ぶ際に確認しながら選びたいです。素材の摩耗や傷跡が「味」として捉えられるかどうか、ご自身の感覚も確認してください。
クリンネスは、サロンの生命線ですので、毎日の掃除がしやすい床であることも考慮に入れたいですね。掃除の方法も確認して選んでください。
また、シャンプー台の床材と、カット面のある作業所の床材とを変えることで、コーナーの雰囲気を変えることができます。水周りは掃除しやすいだけでなく、すべりにくいものを選びたいですね。
次回は、「内装材選びの基礎知識」その2です。どうぞお楽しみに。
(著作:和田美香 「初めての美容室独立開業工事110番(http://salonopen.com)」サイトでも、ブログやメルマガ執筆中)。
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