理容師実技試験 技術条件など一部変更
Posted on | 5月 7, 2016 | No Comments
理容師美容師試験研修センターは理容師国家試験・実技試験での持参用具や技術の条件を変更することにし、2016年5月2日発表した。替刃式レーザーは「替刃式西洋レーザー」に、またもみあげの位置についても明確にした。第34回理容師実技試験から実施される。
従来との変更点は
・カッティングクロスおよびシェービングクロスを廃止し、持参用具から削除した。これに伴いモデルウイッグ用ショルダーも同様に持参用具から削除した。
また、クロス類を廃止したことに伴い、毛取り紙用クリップも持参用具から削除し、毛取り紙は机上で適宜の場所に置き、管理することにした。
・替刃式レザーについては、「安全機能がないもの」という規格を設けていたが、「安全機能」に優位性が認められないことからこの規格を削除した。また同時に複数刃式のいわゆる安全カミソリを排除するため、名称を「替刃式西洋レザー」とした。
さらに替刃式西洋レザーの替刃を予備として持参する場合は、ホルダー(替刃ケース)に収納して持参し、消毒済の器具皿で管理することとした。
・髮際部の処理のうち、もみあげの位置を明確にするため、もみあげは、目尻からの水平線と耳の中心をとおる水平線の範囲内で左右対称となるよう水平にカットすることにした。この変更は、技術の条件に明記した。
詳細は、第34回理容師実技試験受験案内に
http://www.rbc.or.jp/pdf/340502-Rjyukenannai.pdf
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タグ: 理容師国家試験