マイナス要素をとりのぞく演出を
Posted on | 1月 30, 2015 | No Comments
9.お客を集める外装デザイン(全14回)その13
入りたくなるお店の10カ条<地下や2階のお店>
一階以外にあるお店は、ではどうしたらいいでしょう。
そもそも発見されにくいうえ、階段の昇降もあり、「はずれても引き返しにくい」「面倒くさい」など、マイナス要素がさまざまにあります。
なので、まず、マイナス要素をとりのぞく演出を、誘導看板ですることが必要です。
そのために、マイナス要素はどう変換すればいい印象に変換できるか考えてみましょう。
「はずれても引き返しにくい」→楽しくなるわくわく感をどう演出する?
「暗い」→喧騒を遮断できる落ち着きのあるお店として演出する。
「面倒くさい」→階段の昇降を期待感に変えるにはどうする?
誘導看板の演出にプラスして、おすすめメニューを書いた黒板を置いたり、かわいいディスプレーをおいたりして、通行人に楽しそうなイメージをさせるような工夫をすることでも、わくわく感の演出につながります。
「はずれても引き返しにくい」という心理的プレッシャーを解消するためには、店内写真を紹介する方法が有効です。写真の力は大きいですので、プロのカメラマンに依頼され雰囲気よくとれた写真をつくること強くおすすめします。ここでカメラマンのコスト削減をすると、顧客まで減らしてしまいます。
なお、誘導看板には、「B1」や「2階」といった、フロア階数をわかりやすくめだたせることも大切です。
次回もひきつづき、美容室のファサードについてです。どうぞお楽しみに。
(著作:和田美香 「はじめての美容室独立開業工事110番(http://salonopen.com)」サイトでも、ブログやメルマガ執筆中)。
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