市場シェア拡大し、売上好調
Posted on | 3月 8, 2023 | No Comments
ビューティガレージ 2023年4月期 第3四半期決算
東証プライム市場上場の美容業界EC流通大手、ビューティガレージは2023年3月8日、2023年4月期 第3四半期決算を発表した。売上高は191億3336万円で、前年同期比11.6%増と好調だった。
売上総利益は48億7278万円(前年同期比8.5%増)、営業利益は8億3400万円(同6.3%増)、経常利益は8億3711万円(同6.7%増)、四半期純利益は5億4023万円(同26.6%増)だった。
円安に伴う海外からの仕入れコストの増大、エネルギーコスト増や各種物価高等が経営成績に影響を及ぼしたものの、美容業界のデジタル化の進展を背景に、商品ラインナップの拡充、サービス強化等による顧客利便性の向上、ITシステム投資などに取組んだ結果、アクティブユーザー数、ロイヤルユーザー数とも順調に増え、市場シェアが拡大した。
主力の物販事業では、ECサイトのUI/UXの着実な改善と進化を継続、さらにECアプリの全面リニューアル、仙台支店の移転リニューアルOPEN、取り扱いブランドの拡充など、美容商材流通のプラットフォーマーとしての役割強化に注力。その結果、EC売上高は前年同期比22.9%増、リピート商材である化粧品・材料売上高は同24.0%増と大きく伸長した。物販事業全体の売上高は157億2462万円(同16.5%増)だった。
店舗設計事業は受託数が減少するなど厳しかったが、周辺ソリューション事業は新たに当社のリソースを活用したメーカー・ベンダー向けマーケティング支援サービスを開始したこともあり、大幅増収、増益となった。
通期の連結業績予想(売上高270億円)は、昨年6月8日に公表した予想を修正しない。
タグ: ビューティガレージ, 四半期決算