理容美容などの振興指針策定で、厚生科学審議会生活衛生適正化分科会開く
Posted on | 10月 28, 2013 | No Comments
厚生労働省は2013年10月24日、東京・新橋の生衛会館で、第20回厚生科学審議会生活衛生適正化分科会を開き、理容、美容などの振興指針について審議した。
理容業・美容業などの振興指針は5年ごとに見直しされ、平成21年度に策定された指針が25年度で終了するため、新たな指針を策定するもの。「生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律」(昭和32年)に基づく厚生労働大臣の諮問事項。
振興指針では、各業の衛生面、営業面での5年間の目標を設定する。指針を策定することで、業界の振興を図るとともに、加入組合員らが低利で融資を受けられるなどのメリットがある。
分科会では、大森利夫全理連理事長、吉井眞人全美連理事長らが、それぞれ作成した資料を基にプレゼンテーションを行った。
理容は全理連の経営支援策として行っている、BBエステティックをはじめ、理容ボランティアなどを、美容は11月より始動するBMS制度(ビューティ マネージメント サポートシステム)や全美連評価認定制度、ハートフル美容師制度などを資料に基づきプレゼンした。
なお、第20回厚生科学審議会生活衛生適正化分科では、理容、美容のほか、クリーニング、興行場営業、飲食(すし)の振興指針も対象になっている。
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