厚い年収300万円の壁　理美容師の年収

Posted on | 2月 28, 2018 | No Comments

平成29年賃金構造基本調査
厚生労働省は2018年2月28日、平成29年賃金構造基本調査を発表した。10人以上規模の事業所に雇用されている理容師美容師の所定内給与額は23万3千円で、前年比6600円（２．９％）増と3年連続して前年を上回った。

全産業の平均所定内給与額が伸び悩むなか、理美容師は支給額は低いものの上昇している。人手不足の深刻化が背景にあると思われる。ただ、賞与を含めた年収レベルでは、賞与額が極めて低いため、他産業と比べて見劣りする。

理美容師の平均年齢は31.2歳、平均勤続年数は6.7歳だった。全産業と比べ平均年齢は若く、勤続年数は短い。

年間賞与額は5万7900円で、決まって支払う賞与額と年間賞与を加えた年収ベースでは295万8300円になる。300万の壁をなかなか突破できない状態が10年以上続いている。

所定内給与額の推移

タグ: 待遇, 賃金, 賃金構造基本調査

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データ＜資料／政府、日本公庫＞

【理美容活動指数／2021年】
第３次産業活動指数より
＜2022年4月20日＞
品目／指数／前年比
理容業／100.6／+7.8
美容業／85.8／+1.7
3次産業／97.4／+1.4
2015年＝100
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【美容系料金／2021年】
小売物価統計調査より
＜2022年4月22日＞
品目／料金(円)／(前年比)
理髪料／3,606(-2)
パーマネント代／8,335(+22)
カット代／3,624(+22)
ヘアカラーリング代／6,043(+22)
エステティック料金／11,900(-11)
・47都市の料金は、こちら
・品目詳細、料金算出は、こちら
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【消費者物価指数／2022年】
＜2023年1月20日発表＞
品目：指数(前年比)
総合指数：102.3(＋2.5)
理髪料：100.4(＋0.4)
パーマネント代：100.5(＋0.4)
カット代：101.0(＋0.7)
ヘアカラーリング代：100.6(＋0.2)
エステティック料金：102.5(＋2.4)
＊2020年＝100
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【美容品目の家計調査／2021年】
1世帯当り年間支払金額
＜2022年2月7日発表＞
品目：金額(前年比)
理容：5079円（+366）
パーマ：2709円（-82）
カット：6237円（+188）
その他：20426円（+1111）
＊家計調査「二人以上の世帯」より
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【日本政策金融公庫・生衛融資】
＜2023年3月1日発表＞
融資の種類：利率
・無担保融資の基準金利：2.15-3.15％
・有担保融資の基準金利：1.20-2.80％
・新創業融資（無担保）の基準金利：2.45-3.45％
・マル経融資（特利Ｆ）：1.30％
＊上記以外の利率は、こちらから