美容室開業で重要な資金計画
Posted on | 12月 28, 2016 | No Comments
美容室開業の資金調達計画 その1
「資金計画の見通し」
美容室店舗開業のための資金計画は、計画性が大切です。
高額になるので、アバウトにお金を手当しているとおいつかなくなります。
面倒なのは、工事費や物件取得費にはじまり、こまかな金額も積み重なった開業に必要な出費の積み重ねで全体が決まるという点。
見込み漏れがないよう、明細と、支出時期をよく整理しておきましょう。
<支払時期をおさえておく>
開業資金計画を考えるうえで大切なのが、費用全体の支払い時期をもれなく整理しておくことです。
たとえば、工事業者に支払う費用は、着手、中間、残金の3回にわけられることもあるので、支払い時期は確実におさえておきましょう。
金融機関からの融資を受けて開業する場合、融資決定後にお支払いする旨、工事会社と交渉する必要がでてきます。
また、美容材料も、最初から掛け払いでいいのか、取引が始まる最初だけ前金かといった、ディーラーとの取引条件も確認しておく必要があります。
美容機材も、リース契約するか、購入するかによって、支払い時期がかわってきます。
以下、それぞれの支払い時期はいつか、いつから始まるのかを、確認してみてください。
□電気・ガス・水道・電話・インターネット
□BGM・美容保険・クレジットカード取扱のための端末
□POSレジ・キャッシュドロワー・レジプリンター
□物件契約費用・火災保険
□設計費・工事費
□美容材料・美容機材
□家具・備品・インテリア
□集客のための諸ツール制作・印刷
□オープニングイベントを含む広告宣伝費
□雑誌
□保健所登録費用
□社会保険・労働保険・雇用保険
□給与
□顧問報酬
次回は、開業資金を借入する場合についての計画についてお伝えします。どうぞお楽しみに。
(著作:和田美香 「はじめての美容室独立開業工事110番(http://salonopen.com)」サイトでも、ブログやメルマガ執筆中)。
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