収納で差がつく美容室の作業効率
Posted on | 8月 31, 2015 | No Comments
収納の基礎知識(全3回)その2
美容室内装工事の見積もりに絶対入っていて欲しい収納
工事費の高い安いは、収納家具を作業動線にあわせてつくるか、収納量を増減させるかで随分かわってくることを先回お伝えしました。
今回は、美容室内装工事の見積金額をチェックするときに、必要な収納項目がはいっているかどうか確認いただける知識をお伝えします。
次にあげる項目が、「家具」もしくは「木工事」項目にはいっていたら、その見積には美容室の作業効率を考え必要な収納が含まれている見積、ということになります。
□タオル収納
□タオルダスト
□掃除道具入れ
□毛ばき入れ
□クロス入れ
□ドライヤー収納(これはワゴン以外で)
□新品カラー材収納と、使用中のカラー材収納
□受付
□商材や店販の収納
収納について設計図面をごらんになれば、見積書に記載の項目がどこに配置されているかわかります。
必要な収納をきちんと造って、収納がいい、作業効率のいい美容室づくりの参考にしてください。

掃除道具の収納がないサロン様では、スタッフルームに掃除道具がむき出しで置かれているところも多く見受けられます。無造作に置かれていると、掃除道具も傷みが早くなり、買い替えサイクルも早まります。収納は、作業効率や見た目だけでなく、物を大切にすることで経営効率化にもつながります。
次回もひきつづき、収納がテーマです。どうぞお楽しみに。
(著作:和田美香 「はじめての美容室独立開業工事110番(http://salonopen.com)」サイトでも、ブログやメルマガ執筆中)。
タグ: 夫婦二人で開業する!こだわり美容室