存在感増す カット専門店
2023年度サロンユーザー調査 男性版
最近1年間にカット専門店を利用した男性は27.0%いて、前回調査より2.9%増えた。利用者は年齢によって差があり、50代以降は30%を超える。
男性グルーミング市場は7906億円と推計
2023年度サロンユーザー調査 男性版
最近1年間で理容室を利用した男性は54.3%で1年前の前回調査比7.6%減った。美容室利用者も0.6%減少し25.7%だった。理容室美容室を使い分けている男性も5.5%いるが、年間利用回数が1回未満の人が増えた。
美容室派男性は「ホットペッパービューティー」から予約
2023年度サロンユーザー調査 男性版
男性グルーミング市場の理容室:美容室比率は55%:45%と、「2023年度サロンユーザー調査 男性版」でNBBAは推計しているが、理容室派と美容室派では、予約方法に違いがある。
進む 男性の理容室離れ
2023年度サロンユーザー調査 男性版
男性の理容室離れが進んでいる。2019年には70.5%だったが、4年後の2023年は61.7%と1割近く減った。逆に美容室を利用する男性は21.8%から32.2%へと増えた。両方を利用する男性は6.1%だった。
美容室の店販品購入率は16.6%
購入者の年間支払額は他の倍額
店販品を扱う理美容室は増えているが、最近1年間に美容室で店販品を購入した女性ユーザーは16.6%(店販品購入率)で多くはないものの、サロンに支払った年間金額は、未購入者の倍近くあり、店販品購入者はロイヤルカスタマー的な存在といえう。
50代からショートが最多に 女性のヘアスタイル
NBBAサロンユーザー調査2023年
女性のヘアスタイルは、若い人はロング、高齢になるほどショートが増えるなど、年代によって傾向に差がある。
理美容サロン利用で重み増す予約サイト
NBBAサロンユーザー調査2023年
理美容サロンは美容室予約サイトから得た情報(34.7%)をもとに、家の近くにあるサロン(56.2%)をホットペッパービューティー(32.9%)で予約して、利用している。
パーマといえば、いまはストレートパーマ
NBBAサロンユーザー調査2023年
パーマといえばウエーブパーマを想起するが、いまではストレートパーマにとってかわられた。
女性客の客単価は上昇傾向
NBBAサロンユーザー調査2023年
「最近の客単価」ともいえる「最近利用したサロンで支払った金額」は2022年までの5年間をみると上昇傾向にあるのがうかがえる。
女性の美容室利用率が上昇
NBBAサロンユーザー調査2023年
1年間に1回以上美容室を利用する女性(15-69歳)は91.6%いる。2021年までの3年間は漸減傾向にあったが、2022年は反転し上昇した。
男性客は理容室62%、美容室26%、カット専門24%を利用
<NBBAサロンユーザー調査>1年間で利用したサロン
男性が調髪する店はひと昔前は理容室と決まっていたが、現在は美容室やカット専門店を利用する人も多い。NBBAのサロンユーザー調査2023年(2022年調査)によると、理容室を利用した男性はこの1年間で61.9%だった(人口拡大推計より)。
おしゃれ染め若年女性のサロン利用が急増
理美容店にとって重要なメニューの一つ、ヘアカラーは年代によって、目的、施術場所に大きな違いがある。若い女性はおしゃれ、高齢女性は白髪隠しだ。
高齢女性の半数はショートヘア
高齢女性はショートヘアが多いのは実感していたが、実際には60代で2人に1人、70代になると3人に2人がショートヘアだった。
予約サイトが口コミにとってかわる
NBBAサロンユーザー調査2022年
女性客は、予約サイトを見て、最寄りの店のなかから、手頃な料金の店を選んでいる。ひと昔前は、最寄り、手頃な料金、口コミだったが、令和のいまは予約サイトが口コミにとってかわった感がある。
女性客の約半数はお店を重視
NBBAサロンユーザー調査2022年
男性客は店につき、女性客は技術者につく傾向がある、とよくいわれるが、女性客の46.4%と半数近くがお店派だった。