美容業の「経営上の問題点」も改善へ
Posted on | 10月 5, 2012 | No Comments
美容業の「経営上の問題点」のうち、「顧客数の減少」、「客単価の低下」、「原価を価格に転嫁できない」、「従業員の確保難」など主要な問題点は前回調査に比べ、ポイントを下げ改善した。
日本政策金融公庫・国民生活事業本部・生活衛生融資部は平成24年度第一四半期の「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」を2012年9月26日発表。
同調査・経営上の問題点(美容)より。
とくに「顧客数の減少」は59.2%で半数は超えているが、50%台を回復したのは平成19年度第3四半期以降、18期ぶりになる。「客単価の低下」も28.4%で、こちらも14期ぶりに20%台を回復した。
美容業界の景気回復傾向は「経営上の問題点」からもうかがえるが、その一方、「従業員の確保難」は13.0%と高止まりのままで、景気回復にともない従業員不足が深刻化しそうだ。
また、グラフには記載していないが「店舗施設の狭隘・老朽化」をあげる人が14.5%と前期比2ポイント増え、景気回復にともない投資意欲の高まりがうかがえる。
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