クイックバーバーの利用者じわり増加

Posted on | 3月 21, 2012 | No Comments

10分1000円のクイックバーバー（QB）が徐々に浸透している。NBBAサロンユーザー調査（2011年）によると、QBを利用した男性は05年には36.5％だったものが、毎年増え続け11年は45.6％になった。

急激に増えているわけではないが、QB利用経験者は確実に増えているのが，この調査からわかる。

最近の1年間では27.3％の男性が利用しており、これも調査開始以来、毎年増え続けている（下のグラフ参照）。

「いつも利用している」は07年には48％だったが、11年には60％にまで増えた。「1回利用した程度」の人は07年には16％だったが、11年には10％に減少。
年代別では、50代が最多で32.5％だった。一般理容店の中心顧客である40代、50代では毎年前年を上回って増えている。

この背景には、利用者の満足度がある。
QBを利用した人の満足度は「とても」と「やや」を足した「満足している」が78％で、これも年を追うごとに増えている。
1，2回の利用で辞めてしまう人や緊急の時だけ利用している人もいるだろうが、QBのサービスに満足して利用する人は確実に増えている。

年代別では20代の利用が少ないが、この年代は美容室の利用が多い。
この調査から、一般理容店の経営はいっそう苦境に陥っているのが窺える。

クイックバーバー利用状況

サロンユーザー調査2011年
【男性調査】
調査方法:インターネットによる
調査エリア：全国（ただし岩手県、宮城県はのぞく）
調査対象：①15歳から59歳までの男性②最近1年間に3回以上理容店または美容室を利用した人③ライフメディア（ニフティ系）アンケート会員
サンプル数：15歳から19歳783人、20代・30代・40代・50代は各1000人。15歳から19歳はウエイト係数処理して他の年代に合わせた。
調査期間：2011年5月12日から5月18日

資料提供：全国理美容製造者協会（NBBA）

タグ: NBBA, クイックバーバー, サロンユーザー調査

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データ＜資料／政府、日本公庫＞

【美容系料金／2022年】
小売物価統計調査より
＜2023年4月21日＞
（県庁所在都市の平均）
品目／料金(円)／(前年比)
理髪料／3,610(+4)
パーマネント代／8,369(+34)
カット代／3,642(+18)
ヘアカラーリング代／6,079(+36)
エステティック料金／11,994(+94)
・47都市の料金は、こちら
・品目詳細、料金算出は、こちら
‥‥‥‥‥‥‥‥
【消費者物価指数／2023年】
＜2024年1月19日発表＞
品目：指数(前年比)
総合指数：105.6(＋3.2)
理髪料：101.8(＋1.4)
パーマネント代：102.8(＋2.3)
カット代：102.9(＋1.9)
ヘアカラーリング代：102.8(＋2.2)
エステティック料金：104.7(＋2.1)
＊2020年＝100
‥‥‥‥‥‥‥‥
【美容品目の家計調査／2023年】
1世帯当り年間支払金額
＜2024年2月6日発表＞
品目：金額(前年比)
理容：4882円（-12）
パーマ：2472円（-17）
カット：6803円（+264）
その他：2万2928円（+1259）
＊家計調査「二人以上の世帯」より
‥‥‥‥‥‥‥‥
【日本政策金融公庫・生衛融資】
＜2024年4月1日発表＞
融資の種類：利率
・無担保融資の基準金利：2.15-3.25％
・有担保融資の基準金利：1.15-2.85％
・マル経融資（特利Ｆ）：1.25％
＊条件によって金利が違います。
＊上記以外の融資と利率は
日本公庫融資情報