100万円以下の少額投資が多い理美容業
Posted on | 5月 29, 2020 | No Comments
生活衛生関係営業の設備投資動向<2019年投資実績>
日本政策金融公庫は2020年5月27日、理美容業など「生活衛生関係営業の設備投資動向」に関する調査結果を発表。2019年の投資実績などを調査したもので、美容業は19.9%、理容業は18.3%が投資を実施した。目的(複数回答)は「補修・更新」が最多だった。
投資金額は「100万円以下」が理容業61.0%、美容業59.8%で、生衛業のなかでも少額投資が際立った。
投資を見送った理由(複数回答)は、理容業は「景気の不透明感」57.1%、「返済負担の増加懸念」52.1%、「収益の悪化」46.2%がトップ3、美容業は「自己資金の不足」、「返済負担の増加懸念」がともに48.3%、「事業の先行き不安」46.6%だった。
なお、同調査では、2020年1月以降の投資見通しなどについても調査しているが、調査後に新型コロナウイルスが発生したため、ここでは割愛する。
【調査概要】
調査時点:2020年2月中旬
調査方法:郵送
調査対象:3137企業(理容業421企業、美容業462企業)
タグ: 投資, 投資動向, 日本政策金融公庫