客単価が低迷する理容 <2016年2月の家計調査>
Posted on | 3月 30, 2016 | No Comments
総務省は2016年3月29日、2月の「家計調査」(速報値)を発表した。理容、パーマネント、ヘアカットとも前年同月比を下回った。
閏月で営業日が多いにもかかわらず、前年同月を下回ったのは、景気回復が停滞しているためと思われる。
理容は利用頻度は変わらないが、1回当たりの支払い料金が低下しており、消費者の低価格志向は根強い。
【家計調査/2月】
品目:指数(前年同月比)
理容:87.2(▼1.7)
パーマ:74.5(▼3.9)
カット:103.0(▼1.0)
その他:108.0(0.3)
*家計調査「二人以上の世帯」より
*指数は2010年=100。年に換算して算出。
*「その他」は「その他の理美容サービス」。美顔術料・エステティック、衣装着付・化粧代、セット代、ヘアカラー代、なでつけ代など美容系の他、大規模な温泉施設の入場料、個室使用料、タオルレンタル料などが含まれる。
タグ: 家計調査